今年もアタカへ行ってきました
寒立馬の越冬放牧地「アタカ」へ今年も行ってきました。
▼「アタカ」がどういう場所なのか、どのように行くのかについてはこちらの記事にまとめています。

2025年3月下旬のアタカ
追加された注意書き
アタカ入口に「見学のルール」が新しく掲示されていました。


以前まとめた記事(上でリンクした記事)でも書きましたが、相次ぐ事故により寒立馬の放牧(冬期以外)は現在制限されるようになってしまいました。
アタカは現時点では自由に見学できますが、冬期以外の状況を見ると今後どうなるかわかりません。
アタカ見学の際には必ず注意書きの内容を守る必要があります。
寒立馬
第一寒立馬発見。可愛い。



寒立馬の頭数は去年(2024年3月)と同じくらいでした。




▼大好きな寒立馬のもぐもぐコレクション







広いアタカでは、尻屋崎の強い風の音、寒立馬が食べるために草をむしるブチブチッという音、そして移動するときの蹄の音だけが聞こえてきます。
限られた自然の音の中で寒立馬をただただ見つめるだけの時間。幸せだな…と今回は強く思いました。
つい写真を撮りたくなってしまうのですが、一度手を止めて馬を見つめるだけの時間を持つことで得られる幸福感をぜひ味わってほしいと思います。
しばしのお別れ…


さて定期的に通っていた尻屋崎(アタカ)ですが、今回を最後にしばらく行くことができなくなります。私は現在仙台在住で、それでも尻屋崎は遠いのですが、同じ東北エリアということで何度も行くことができていました。しかし近い将来、東北を離れることになりました。
「多分これが最後かもしれない」と思った今回のアタカ訪問でした。
もちろん機会があれば来るつもりですが、距離が相当遠くなるので今までのようには行けなくなることは確かです。寒立馬を眺めながらこれまでの思い出がよみがえりました。
▼2020年3月の寒立馬。幸せそうに眠るあなたが好きでした…。


越冬地のアタカに行くことが多かったですが、尻屋崎自体もとても素晴らしい場所でした。
寒立馬にたくさん会いに行けて本当によかったなと思っています。
ありがとう寒立馬!!また会う日まで…。
以上で終わります。