相棒season21-3「逃亡者 亀山薫」感想

相棒
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相棒season21放送当時(2022年10月~2023年3月)に書いた感想記事です。

第3話「逃亡者 亀山薫」感想

★来たね~走り回る亀山君。
初期の作品そのままの、ザ・体育会系の亀山君はやっぱりいいです。
しかし復帰後いきなり容疑者になってしまうとは、持ってるな。

★思いっきり怪しい羽柴さんでしたが、実はかつての薫の上司である塩見さんを守るために偽の証言をしていました。
薫を追いかけていたのも自己保身ではなく塩見さんの名誉を守るためだったことには気づきませんでした。

★塩見さんは薫が運転免許試験場にいた頃の上司。
かなり昔の設定がまた出てきました。今回の脚本はかつてのエピソードをうまく織り込んでいるところがいいですね。
しかし薫の上司だった人の犯罪者率って…今回でまた更新されてしまいましたね。

★塩見さんの奥さん役の人、神戸期の「招かれざる客」のメイドさん役の人だ!と初見でわかりました。
あのエピソード好きだったな。
右京&神戸の大根演技が秀逸だった(笑)。

★羽柴さんの子供が難病で…というのもミスリードでした。
本当に途中まで怪しいのは羽柴さん一択だったから、最後の真相は切なかった。
塩見さんの息子、優馬くんが何とか前を向いてくれことを願います。
涙を流す優馬君の肩を叩いて寄り添う亀山君がらしくてよかった。

★羽柴さんに対して塩見さんの行為を「それでもとめなきゃいけない、全力でとめなきゃいけないんだよ」と訴える薫。
正義を貫くことに迷うこともあったけれど、右京と出会ってからは正義を貫くことの過酷さを理解しながらも最終的にはブレなかった。
右京さんと違って何度も迷い、立ち止まるところが亀山君の良さであり、二人の対比が魅力的なんですよね。

★右京が真実を突き止めてくれると信じて逃亡する薫。
サルウィンに行く前の最後のエピソード「レベル4」でも描かれていたけれど、その信頼関係の重みが感じられました。

★というわけで減給処分となってしまった亀山君。
いずれ美和子も働くのかな~。
古巣のつながりで再びジャーナリスト的な職につくのだろうか。
こてまりさんでのバイトはやめたほうがいいと強く思います(笑)。

以上で終わります。

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