相棒season21放送当時(2022年10月~2023年3月)に書いた感想記事です。
第4話「最後の晩餐」感想
★よかったです。初期の相棒らしさが漂っていました。
国家の陰謀とか警察組織の闇とか大きな事件もいいんだけど、こういう市井の人々の事件を扱うエピソードの方が相棒らしさを感じられる気がします。
★美和子スペシャルが進化しすぎていた…。
なんか発光しているし、色はブルー(笑)。
★このエピソードは season4 の「ついてない女」を思い出しますね。
要注意人物に右京が張り付き、外で薫が走り回る、という構図。
しかし立て続けに走り回る亀山君、らしさ全開のエピソードが続くなあ。
★回想シーンの描写で、由季が堂島の新しい恋人ではなく娘なのではないか、というのは想像つきました。
でも由季の真の正体までは気づけなかったな。
一度も会ったことがない父(堂島)にいきなり抱きつくのが違和感あるなあと思っていてそれは正解だったけど、さらにその上を行く結末が待っていました。
★作中でずーっと調理が続くカレー。
結末を見れば、ああそういうことなのか…と思いました。
なぜカレーの描写が続くのか、それが堂島とどういう関係があるのか、とてもすっきり解明されました。
さらに言えば美和子スペシャルも青いカレーのような物体(笑)で、こういう風にオチをつけるのもよかった。
★あの後バーテンダーのミツルが真実を知ったのか、堂島はどうしたのか、は想像するしかないけれど、きっと共通する思い出が二人を結び付けるのではないかと思います。
何よりミツルのお母さんは不幸ではなかった。
むしろあの頃のことを幸せそうに話していた。
その事実がすべてなのではないかと思います。
以上で終わります。