相棒season21-7「砂の記憶」感想

相棒
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相棒season21放送当時(2022年10月~2023年3月)の感想記事です。

第7話「砂の記憶」感想

★タイトル「砂の記憶」。
20年前の連続通り魔の被害者が奪われた「砂時計」だけではなく、犯人を追いつめる決め手となる「砂」にもかかっていたわけですね。

★それにしても砂一粒にそこまでの情報が秘められているとは思いませんでした。
殺された沙織さんの無念があの証拠に結びついたとしか思えません。

★連続通り魔のやっていることも、「戦利品」として被害者の私物を持ち去ることも、コレクションしておくことも、どれ一つとして理解不能です。
時効前に逮捕できて本当によかった。

★犯人を捕まえられないまま時効を迎えようとしていることに対する伊丹の悔しさ。
ああ見えて?伊丹さんは亀山君に匹敵するくらい熱血漢だと思っています。
表現の方向性が異なる二人だけど、事件現場や特命でそろった姿が見られることが改めて嬉しいなと思います。

★保健師の吉崎さんとの面談を終えた右京の「気になること」が何かわからなかったのですが、きっちりと仕事をする吉崎さんの「らしくないミス」のことだったんですね。
つい見逃してしまう些細なことでも必ず右京レーダーには引っかかる。
今回はむしろ右京レーダーを利用する意図があったわけですが、それすらも見抜いたうえで行動していますから…さすがとしか言えない。

★亡くなった沙織さんに対する興味本位の記事。
被害者遺族からすればさらに苦しみを与えられる行為です。
売れれば何でもいいとあることないことを書き立てる媒体は本当になくなってほしい。
今はそれがこてまりさんの言うようにネットに進出してしまっている…。
沙織の母の「犯人を捕まえられないならせめてそっとしておいてほしい」というのは心の叫びだと思います。
それでも最後には吉崎さんとともにあの日から止まっていた時間が動き出してよかったです。

★砂時計は「何度でも裏返せる」、つまり何度でもやり直せる。
しんみりしたラスト…からの亀山君の健康面談行き(笑)。
そうですね、これからも「体力で頑張れ」(by美和子)を続けるためにもしっかりと健康体を維持して下さい。

以上で終わります。


…来週は伊丹回。大河内さんも出る!
伊丹の恋物語?が描かれるようで期待しています。

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