*本記事は、2022年7月津軽海峡フェリー【大間‐函館】間に乗船した際の記録を加筆修正したものです。
津軽海峡フェリー【大間‐函館】航路
津軽海峡フェリーには現在3つの航路があります。
そのうちの1つが大間港と函館港を結ぶ航路です。
- 1日2便運航(夏期の特別ダイヤ時は3便)
- 船は「大函丸」
- 所要時間:1時間半
大間発の便は現在、
- 大間7:00発 ‐ 函館8:30着
- 大間13:40発 ‐ 函館15:10着
となっています。
出発地にもよりますが、大間フェリーターミナルは下北半島の先端にあるため、到着するまでに結構な時間を要します。
今回は午後の便を選びました。
大間フェリーターミナル:レストランや売店もある
乗船手続きはスマートチェックインで簡単にできる
▼【徒歩乗船】【インターネット予約】【事前支払い】を選んでいる場合
窓口でももちろんできるのですが、こちらの「スマートチェックイン」と書かれた自動発券機を使えばとても簡単に乗船手続きが完了します。
ネットから予約した場合には、予約完了時に二次元バーコードがメールで送られてきます。
その二次元バーコードを機械に読み込むだけでOK。
あるいは予約(申込)番号と氏名を入力すれば同様に手続き完了です。
なおインターネット予約だと10%オフになります。
ターミナルには余裕をもって到着しておく
乗船手続きは出航40分前までに済ませる必要があります。
※GWやお盆など混雑する時期は70分前
ターミナルには売店やレストランもあるので、余裕をもって到着し、ターミナルでの滞在を楽しむことをお勧めします。
せっかくここまで来たのに、予約が取り消されたら大変なので…。
スマートチェックインでは出航の3時間前から乗船手続きができます。
先にチェックインを済ませてターミナルを満喫しましょう。
海を眺めたり船を眺めたり…。
私はいつもフェリーターミナルならではの時間を楽しんでいます。
レストランで海峡サーモンを食べる
大間フェリーターミナルには食堂「海峡日和 大間店」があります。
出典:津軽海峡フェリーWebサイト
私はこちらの「海峡日和定食」を選びました。
海峡サーモンの丼と貝焼きがセットになった青森万歳!の定食。
海峡サーモンっていう名前が食べる前からすでにおいしそう(笑)。
かなりお得なセットなのでお勧めです。
売店もあり、ご当地のものを購入できます。
乗船
徒歩乗船の場合は、出航30分前に乗船開始となります。
画面奥の赤い四角で囲った箇所から乗船します。
ボーディングブリッジがある便なので、ターミナルから直接乗船できます。
大函丸船内の様子
各客室と料金
大間‐函館航路の船舶は【大函丸】1隻のみです。
客室は3種類あり以下のようなメリット・デメリットがあります。
料金は「ファーストシート」>「カジュアルシート」>「スタンダード」の順で、乗船する期間によって金額が変わります。
どの客室を選ぶのがよいか、という点ですが、個人的には乗船時間が短い大間‐函館間であれば「スタンダード」で十分なのではないかと思います。
ただ空いている時期なら問題ありませんが、混雑している時期(夏休みなど)は場所が確保できない可能性もあります。
大函丸船内には座ることができる椅子が少なく、場所が確保できないとちょっと大変です。
乗船時期によっては確実な「ファースト/カジュアル」を予約してもいいかもしれません。
私が平日に利用した際には、レディースルームは4名ほどの利用でした。
スタンダード全室にかなり余裕がありました。
船内の設備
船内には売店があります。
ちょっとしたお土産やお菓子が売っています。
※写真は2022年乗船時のものなので販売時間が異なる可能性があります。
自販機もあります。
カップラーメンの自販機もありましたが、船内ではちょっと食べにくいかなと思います。
自販機横のフリースペースには椅子とテーブルがありますが、数が少なめです。
各客室で食べるにしてもにおいが憚られる…。
フリースペースの空き具合を見て購入するとよいと思います。
大函丸は小さな船ですが、所要時間を考えると必要な設備は大体そろっていると思います。
船内での過ごし方
大函丸に乗船するにあたり、私は船酔いが心配でした。
しかしたまたま揺れが少なかったのか、1時間半全く船酔いすることがありませんでした。
船内では何をするのも自由ですが、心地よい揺れを感じながらウトウトするのもお勧めです。
私は横になって本を読み、その後昼寝をしていました。
気が付けばもう到着間近で、1時間半は本当にあっという間でした。
他の乗客も寝ている人が多いので、気にせずウトウトできると思います。
※貴重品にだけは注意!
一方で飲食は先にも書いたようにあまりお勧めできないかな…と思います。
特に「ファースト/カジュアル」や「スタンダード」の女性専用室などは個室タイプ(ドアが閉まる)になっているので、あまり匂いの強いものだとこもってしまい迷惑になると思います。
私が乗船した際にも客室内で食事をしている人は見かけませんでした。
下船
徒歩下船は本当に最後
徒歩で下船する場合、到着後も船内で結構待つことになります。
それはなぜかと言うと…
ボーディングブリッジを利用するのではなく、車両甲板と同じ場所から直接下船するからです。
車がすべて出てしまわないと危ないので、徒歩下船に少し時間がかかるということです。
船内で少し待つことになりますが、のんびりと待つのも船旅ならでは。
最後まで船内を味わい尽くしましょう。
函館フェリーターミナル
あっという間過ぎて自分が北海道にいる実感がわきませんでした。
あまり時間がなくゆっくり見られなかったのですが、大間よりも広いターミナルでした。
次回は函館から乗船して、フェリーターミナルをゆっくり味わいたいと思います!
まとめ
フェリーに乗っている時間よりも大間フェリーターミナルへ行く時間の方がよほど長くかかりました。
それも含めて面白い旅でした。
まとめると、
となります。
楽しい船旅をぜひ満喫してください。
以上で終わります。
乗船に関する最新の情報は 津軽海峡フェリーWebサイト をご確認ください。