津軽海峡フェリーブルーマーメイド【室蘭→青森】個室スイート宿泊の旅

フェリー旅
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念願の室蘭発青森行に乗船

乗船は日の出が早い時期がお勧め

2023年10月に【室蘭‐青森】航路が開設された津軽海峡フェリー。
11月に【青森→室蘭】航路は乗船しました。

▼青森港発室蘭港着の日中便について書いています。

今回は念願の逆航路、【室蘭→青森】に乗船してきました。
なぜ念願かというと、日の出が早い時期を待っていたからです。


【室蘭‐青森】航路は往復1便ずつのみの運航で、室蘭発の便は青森到着が早朝3:00となります。
私は基本徒歩乗船なので、到着後真っ暗な時期は避けたかったのです。

徒歩乗船の場合は、駅やバス停まで歩くことが必要になるかと思います。
そのため始発の時間(5時台)には明るくなっている時期を選びました。

室蘭フェリーターミナルで乗船を待つ

室蘭フェリーターミナル内にはレストランや売店はありません。
飲食は自販機を利用するか外で購入してくる必要があります。

徒歩乗船は一番最後

【室蘭‐青森】航路で使用する船はブルーマーメイドのみです。
往復どちらもボーディングブリッジがない便のため、徒歩の場合も車両甲板から直接船に乗ることになります。

今回の乗船時間は19:30でした。出航30分前です。
乗船時間になると案内放送があるので、ターミナルの外へ出てブルーマーメイドに向かいます。

車両の積み込みがすべて終わらないと危険なため、徒歩乗船は最後に乗り込むことになります。

今回の客室「スイート」の詳細

1名で利用する場合は貸切料金が発生する

前回ブルーマーメイドに乗船した際は、【青森→室蘭】の日中便だったので「ビューシート」を選びました。
しかし日をまたぐ今回は個室を取りました。

2名×7室のスイートです!


定員が2名の客室のため、1名で利用する場合は貸切料金を運賃にプラスして支払う必要があります。

貸切料金の計算方法

船室非利用客数 × 1名あたりの通常運賃 × 0.5

となっているため、私の場合は

B期間のスイート貸切料金

1名 × 14,000円(B期間1名あたりのスイート運賃)× 0.5 = 7,000円

ということになりました。


▼貸切料金の計算式については、津軽海峡フェリーwebサイトの運賃表に記載されています。

津軽海峡フェリー貸切料金について

徒歩乗船なら「海割ウォーク」がお得

上の計算でいくと、私の運賃は 14,000+7,000=21,000円 となります。
しかし「海割ウォーク」という割引を利用すると、もっとお得に乗船することができます。

海割ウォークとは徒歩乗船限定(バイク・自転車も可)で適用される割引です。
インターネット予約からのみ利用できます。

津軽海峡webサイト:海割ウォークのページに詳細が書いてありますが、【室蘭‐青森】航路のスイート利用の場合、1名10,000円で乗船することが可能なのです(繁忙期:C期間は除く)。

つまり今回の運賃は 10,000+7,000=17,000円 となったのでした。

インターネットの予約画面に「海割ウォーク」が適用された欄があるので、それを選ぶだけでOK。数量限定なので早めの予約をお勧めします。

kimukayo
kimukayo

利用できる割引はどんどん利用して、お得に乗船しましょう。

滞在7時間じゃもったいない!素晴らしきスイート

それではスイートの詳細をお伝えします。

個室(スイートとコンフォートシングル)は、カウンターでまずルームキーを受け取ります。
その後、カウンター前の階段をのぼります。

さすがはスイート。
これ……ずっと起きていたいな…(笑)

とはいえ徹夜するわけにもいかないので、出航後1時間くらい(21:00)で寝ました。

個室「スイート」の居心地

平日ど真ん中の旅だったのでスイートはがらがらかな~と思っていましたが、この日は半分くらい埋まっていました。


ただ前回ビューシートを予約した時と同様、なるべく部屋(席)を離して予約してくれているのかなと思いました。
もちろん満室(席)の場合は別ですが。


全体的にとても静かで、物音や話し声で目が覚めるということはありませんでした。


船の揺れは出航後かなり揺れており、20時過ぎ~寝るまでの21時の間は船酔いが最高潮になりました。
翌朝起きてすぐに出発できるように準備していたのですが、完了する頃にはぐったりしていました。
もちろん、身体を起こさず横たえていれば大丈夫でした。

気が付けば朝

展開が早すぎる……。
おやすみ!と思って目をつぶったら、もう2:00。予定していた起床時間です。

kimukayo
kimukayo

到着は3:00ですが、2:30には放送で起こされるので、2:00には起床しておいたほうがいいです。睡眠時間5時間はちょっと辛かったです。

大体2:30くらいに案内放送があり、車やバイク乗船の人たちが下船の準備をします。
徒歩下船は3:00ぎりぎりなのですが、3:00まで個室に居続けることはできず、案内放送の時点でルームキーを返却し、カウンター前で待機しておくことが求められます


2:30までには下船できるように身支度を済ませておく必要がありますね。

青森港に早朝に到着。そのあとどうする?

青森駅始発の時間までフェリーターミナルで待機

時刻は3:00過ぎ。
青森駅までは徒歩で向かう予定でしたが、今から出発すると4:00には到着してしまいます(徒歩で40分くらい)。
始発は5時台なので、それに合わせるために青森フェリーターミナルの中で待つことにしました。

早朝のフェリーターミナル、朝焼けがきれいだな~と思いつつ、眠気が襲ってきました。


ターミナルを歩いたり、持っていた本を読んだり、30分くらいは頑張っていましたが、気が付けば待合室の椅子で座ったまま寝ていました……。


そして、物音で目覚めたのが4:40頃(お掃除の方の物音でした)。
1時間も寝ていたようです。
期せずしてちょうどよい時刻になったので、青森駅に向けて出発することにしました。

青森駅まで徒歩40分の道のり

お世話になったフェリーターミナルに別れを告げます。
多分そう遠くないうちにまた来るよ(笑)。

駅までは基本的に一本道です。
先ほど下船したブルーマーメイドともお別れです。
くどいようですが、多分また乗ります。

青森ベイブリッジから見る朝日。
ちょっと寝たためかすっきりして、わくわくしながら40分ほどの道を歩きました。
歩き始めると意外とすぐでした。

kimukayo
kimukayo

日の出が遅い時期だと道中は真っ暗です。多分寂しくなります(笑)。
朝日を見ながら歩ける時期がお勧めです。

早朝3:00到着後、別の過ごし方は…

徒歩乗船の場合、到着後をどう過ごすかが気になるところだと思います。
私は上記したようにフェリーターミナルで待機していましたが、徒歩30分圏内に24時間営業の快活クラブがあるようです。
こちらを利用するのもひとつかもしれません。


また船内にはこのような案内もありました。

予約が必要ですが、下船後青森駅や空港までタクシーを手配することができるようです。
ただこの場合、青森駅に行っても始発まで時間があることに変わりはないので、青森駅周辺で待機をすることになります。

個人的にはきれいで快適なフェリーターミナルでの待機がお勧めです。
マナーを守って利用し、船旅の余韻を楽しみましょう。

まとめ:新たなる野望

念願だった【室蘭→青森】航路の旅でした。
まとめると、

  • 乗船は日の出が早い時期がお勧め
  • 睡眠時間が短くなるので昼寝などで対処する
  • お風呂や食事を乗船前に済ませておくと睡眠時間を確保できる
  • 下船後の待機場所を考えておく
  • 徒歩乗船の予約は海割ウォークがお勧め

ということになります。



そして今回の旅を経て、新たなる旅の計画が浮上してきました。
上にも書いたように6:25発の函館行という存在があることがわかったので…

3:00青森港着 → 6:25函館港へ出発

という連続プランもありなのでは……と思ってしまいました。
いつまでも家に帰れない旅になりそうですが、ちょっと考えてみます。
いつか記事にできる日がきたらお読みいただければ幸いです。

以上で終わります。

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