シルバーフェリー【シルバークイーン】での船旅、在りし日の姿を振り返る

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かつて運航していた【宮古‐室蘭】航路

川崎近海汽船が運営するシルバーフェリー。

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八戸と苫小牧間を毎日運航しているシルバーフェリーのホームページです。


現在は八戸と苫小牧を結ぶ航路のみですが、以前は【宮古‐室蘭】【八戸‐室蘭】を結ぶ航路もありました。残念ながら【宮古‐室蘭】航路は2020年3月末、【八戸‐室蘭】航路は2022年1月末をもって休止されてしまい、現在に至ります。


「休止」であり「廃止」ではないので復活の可能性がゼロ、ということではないのかもしれませんが、今のところそうした情報はありません。


私は2019年12月に【宮古‐室蘭】航路に乗船しました。
船舶は「シルバークイーン」です。
シルバークイーンは現在引退しており、シルバーフェリー現役の航路でも使用されていません。
今は体験できなくなってしまったかつての船旅をアーカイブしておきたいと思います。

以下の船旅の内容は、乗船当時の記録をそのまま記しています。当時の雰囲気を味わってもらえれば幸いです。

宮古港フェリーターミナルで乗船を待つ

宮古‐室蘭航路
  • 宮古港 9:25発 → 室蘭港 19:25着
  • 船舶はシルバークイーン

▼フェリーターミナル2F

▼フェリーターミナル3F

乗船時間になったので、2Fの搭乗口から乗船します。

宮古市のキャラクターサーモンくんとみやこちゃんに見送られて出発します。
はじめはイルカ?シャチ?かと思いましたが、鮭のキャラクターだそうです。

シルバークイーン船内

エントランス

オートレストラン

オートレストラン。
つまり自販機で購入する形での古き良き設備です。

船内で過ごすのは朝9:30~夜19:30くらい。
お昼ご飯として船内の冷食やカップ麺を楽しむのも船旅っぽくていいですね。
下船後に晩御飯を食べれば、船内での食事は1食で済みます。

客室(2等寝台B)

シルバークイーン2等寝台B

今回は2等寝台Bを取りました。
2段ベッド型の客室で、個室ではありません。

カーテンで仕切るタイプのベッド。
アメニティグッズなどはついていません。

個室ではないので、貴重品は持ち歩くかロッカーに預ける方がいいでしょう。

私は乗船中、酔ってきたらこちらに戻ってきて寝て、起きて、また寝て、を繰り返していましたが、居心地はなかなかよかったです。

kimukayo
kimukayo

人が少ないせいもあってとても静かでした。
女性専用室ではありませんでしたが、特に気になりませんでした。

こちらは2等のお部屋。雑魚寝する形になります。
家族で利用している人は、この2等を予約している人が多かったです。

その他の設備

お風呂は利用していませんが、婦人用の利用時間が結構短いです。
日中便なので入る人も少ないのではないかと思います。

船外

写真撮影がしたくて何度も外に出ましたが、とにかく風が強い!
昼間はまだしも日が落ちるにつれてどんどん寒くなり強風になっていきました。
防寒対策必須です。

室蘭フェリーターミナル到着

無事に到着しました。
さすがに室蘭は一面真っ白です。

まとめ

ここまで、シルバークイーンの船旅(2019年12月)を振り返ってきました。
何も知らずに乗船したその日に、船内で2020年3月末での休止を知りました。
今思うと、乗っておいて本当によかったなと思います。

航路は休止中ですが、宮古港フェリーターミナルは現在でも一般開放されています。

▼岩手県のwebサイト

【室蘭‐宮古】の再開にも言及しているので、いつか復活ということもあるかもしれません。

※室蘭港フェリーターミナルは津軽海峡フェリーが運航しているので現役です。
▼こちらで室蘭フェリーターミナルのことも書いています。

kimukayo
kimukayo

難しいかもしれませんが、いつか再開したら【宮古‐室蘭】航路にはまた乗船したいと思います!

貴重な経験ができて、シルバークイーンには感謝しています。
以上で終わります。

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