出会いは藤崎の物産展
以下ではすっぽんの身や骨の写真を掲載しています。苦手な方は閲覧にご注意ください。
少し前になりますが、藤崎で開催された物産展(うまいもの市)にて【愛和のすっぽん】に出会いました。
すっぽん、気にはなっていたものの取り扱いをしているお店に行かなければ食べることができないため、これまで食べたことがありませんでした。
しかしうまいもの市にすっぽんセットがやってくる、しかも福島県南相馬市で加工しているとあればこの機会を逃すわけにはいきません。初めてすっぽんを購入したのでした。
せっかくなので4~5人前を購入しました。


すっぽん鍋セットの詳細
鍋セットの中身
以下ですっぽんの身や骨の写真を掲載します。閲覧注意。
- すっぽん切り身600g
- ごぼう50g
- すっぽん胎卵25g
- だし汁180cc





胎卵ももちろん初めて。濃厚で美味しかったです。
調理方法
購入時に販売員の方が教えてくれた通りに調理しました。
まず解凍後しっかりと洗います。


念入りにあく抜きをします。


見ての通りあくがどんどん出てきます。
販売員の方があくは徹底的に取ると生臭さがなく美味しくなると教えてくれたので、しつこいくらいに何度もあくを取りました。
で、肝心の完成写真なんですが…
美味しすぎてあっという間に食べてしまい、撮影できませんでした…
文字のみで申し訳ないのですが、すっぽんってこんなに美味しいんだ!と思いました。
アドバイス通りあく抜きを丁寧に行ったからか、生臭さは一切ありませんでした。



もちろん〆の雑炊も最高でした!
初めてのすっぽん、大満足の結果となりました。
他のアドバイスとして、ごぼうを追加でたくさん入れることを勧められました。本当にその通りでごぼうがこのだし汁にぴったりでいくらでも食べられました。
番外編:魔除けを作る
販売員さんには、すっぽんを食べた後に甲羅を洗って魔除けにするという風習があることも教えてもらいました。
せっかくなので魔除けも作成することにしました。
まずは甲羅を徹底的に洗いました。


中心の骨に沿って身がついており、洗っただけではうまく取れません。
爪楊枝を刺して取りました。


続いて虫が湧かないように漂白しました。




我が家のウォンバットに乗せてみました。




これにて完成です。
骨にくっついている身を取るのは結構大変でしたが、作業中は無心になれました。
食べられない甲羅をこうして魔除けとして活用する、命を余すところなく使おうとする意味もあるのかなと思いました。



今も魔除けとして保管しています!
まとめ
愛和のすっぽんについて書きました。
東日本大震災により養殖場が全滅したそうですが、他県への避難を経て、令和3年には震災前の小高区から原町区に場所を移して、今も南相馬市で加工と販売を続けているそうです。
ネット販売も行っているので、興味のある方はぜひ購入してみてください。
以上で終わります。