幻想的な空間【東寺夜間特別拝観】

当ページには広告が含まれている場合があります。
目次

東寺夜間特別拝観に行ってきました

講堂の立体曼荼羅ファンである私は東寺に何度となく行っています。今回は初めての夜間拝観で、貴重な体験をしてきました。

東寺夜間特別拝観
  • 期間:12月14日(日)まで
  • 時間:18:00~21:30(受付は21:00まで)
  • 拝観料:1,000円
  • 中を見学できるお堂は金堂と講堂

私は12月に入ってすぐに行きました。紅葉はもうそろそろ色あせて散り始めていますが、ライトアップしている境内はとても幻想的で、紅葉が終わった後でも十分素敵な体験ができると思います。

終了までにあと2回週末があります。時間の許す人はぜひ!

ライトアップされた境内は想像以上に美しかった

夜間拝観は東門から境内に入ります。

ここで拝観料を払い受付をします

▼境内に入って歩いていくと、幻想的な世界が広がっていました。

水面に映る紅葉も本当に美しい

特別拝観なので人はたくさんいましたが、その場にいる人はみんなこの静謐な雰囲気に沿って拝観を楽しんでいるように見えました。

月明りと五重塔

最初のうちは必死で写真を撮っていましたが…写真を撮るよりもこの景色を見ていたいと思いました。吸い込まれそうな五重塔に目を奪われて、なかなかその場を動けませんでした。

金堂と講堂

夜間特別拝観の際には、金堂と講堂の中に入って仏像を見学することもできます。いつも昼間にしか見たことがない薬師三尊像(金堂)や立体曼荼羅(講堂)がどんな風に見えるのか、とても楽しみでした。

金堂
講堂

中は当然ながら撮影禁止です。暗がりに浮かび上がる仏像群は…言葉ではうまく説明できませんね…。説明を放棄して申し訳ありませんが、ぜひその目で確かめてみてください。

そしてやはり講堂の立体曼荼羅のすばらしさは感動的でした。昼間見る以上に「仏の世界」という、立ち入れない領域があるような気がして…。でも決して恐ろしいわけではない。とにかく時間が許すならずっと見ていたいという気持ちになりました。

時々水族館などでやっているお泊りツアーみたいに、講堂内で一晩を過ごすイベントがもしあれば絶対参加したい、と思いました(無理ですが)。立体曼荼羅の世界に身を浸して一晩を過ごしたら、翌朝には別の生き物になっているのではないかと思います(笑)。

それくらい得体のしれない何かが私の心を占めてしまうのです…

昼間も夜間も、立体曼荼羅はこの先も必ず見に行こうと気持ちを新たにしました。

特別拝観期間中は、講堂仏像群の背面も見ることができます(昼間の拝観時も同様)。

他の特別拝観

現在東寺では、観智院五重塔の初層部分も特別公開されています。

  • 【観智院】通年公開 9:00~17:00(受付は16:30まで)
  • 【五重塔初層部分】12月14日(日)まで 8:00~17:00(受付は16:30まで)

こちらは夜間拝観時には閉まっていて見ることができません
観智院や五重塔初層を見学したい場合は、昼間の拝観時間に来ることが必要です。

夜間拝観の楽しみ

お茶と甘味のセットが楽しめました。

こちらはほうじ茶セットで500円でした。

こんな景色を楽しみながらゆっくりお団子を食べる時間は最高のひとときでした。

▼また夜間拝観時のみ、梵天帝釈天の御朱印も購入することができます(500円)。

混雑緩和のためにその場で書いてもらうことはできず、すでに出来上がっているものを購入する形ではありますが、普段は手に入らない御朱印なので迷わず買い求めました。大事に持ち帰り、御朱印帳に貼りました。

まとめ

改めて、東寺は本当に何度でも来たくなるお寺だなあと思いました。せっかく日帰りでも行ける場所に住むようになったので、今まで以上に参拝しようと思っています。

近いうちに21日の御影供、弘法市へ行きたいなと考えています。

以上で終わります。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次